ＡＬＳＯＫが東京都から受託した「ドローンを活用したキョン捕獲支援業務」に遠隔情報共有システム「Hec-Eye（ヘックアイ）」を導入

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事例詳細

Case 47

ＡＬＳＯＫが東京都から受託した「ドローンを活用したキョン捕獲支援業務」に
遠隔情報共有システム「Hec-Eye（ヘックアイ）」を導入

client :ＡＬＳＯＫ様

Problem
課題

伊豆大島に生息し、「特定外来生物」に指定されているキョン（シカ科）を根絶するための捕獲作業に有効な手段はないものだろうか。

伊豆大島では、大切に育てた農作物への被害をはじめ、伊豆大島に生育する希少植物（サクユリ等）の多くがキョンにより食害を受けている。さらに、車に衝突する事例も発生しているため、問題は深刻化している。

offer
提供

ドローン空撮によりキョンの位置を捕捉し、東京都から委託された銃器捕獲作業者に「Hec-Eye」からリアルタイムで映像、位置情報を提供し捕獲支援業務を行う。

※画像：ALSOKホームページより

ＡＬＳＯＫは、上記サービス内容で東京都の「令和5年度ドローンを活用したキョン捕獲支援業務委託」希望制指名競争入札に参加。

result
結果

ＡＬＳＯＫは、「令和5年度ドローンを活用したキョン捕獲支援業務委託」を東京都より受託し、東京都大島町にて、2023年9月から2024年3月までサービスを提供します。

本サービスを活用することにより、限られた銃器捕獲作業者でより多くのキョンを駆除できることが期待でき、効率の向上が見込めます。「Hec-Eye」はリアルタイムに映像・位置情報を提供することで、本サービスに協力いたします。

※キョンイメージ画像

【キョンの形態】原産地：中国東南部、台湾
特　徴：肩高が50〜60cm程度の小型のシカで、目の下に大きな臭線があり、オスには牙がある。

※環境省ホームページ
≫≫ 特定外来生物の解説より抜粋

キョンは「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律（外来生物法）」（平成17年6月施行）により、従来の生態系を大きく変化させるおそれがあるとして「特定外来生物」に指定されました。

伊豆大島には約17,190頭（令和4年末時点）のキョンが生息すると推定されています。これまでの様々な取組によって、推定生息頭数は横ばいから減少傾向に転じていますが、根絶を達成するために、さらに捕獲を強化しています。

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