事例詳細
Case 111
client :自治体・委託業者 様
《複雑な測定項目、写真紐付け、過年度資料の照会、現場作業と帳票作成の二重苦》
◎数十項目に及ぶ手計実測・水質分析・写真撮影による入力ミス・漏れ
地下水調査では、水温・EC・pH(10L/20L/30L等の段階別測定)、自記水位計データ、採水サンプルなど、1地点あたりの調査・記録項目が極めて膨大です。従来は紙の野帳に手書きで記録し、デジカメで大量の状況写真を撮影していましたが、悪天候下の現場での記入漏れや、「どの写真がどの測定データか」を帰庁後にデスク上で突き合わせる手作業に膨大な時間を費やしていました。
◎ 過年度台帳やグラフ、地権者情報(注意事項)の持ち出しと現場照会の不便さ
現場では単に計測するだけでなく、「過年度の変動グラフ(降水量や水質推移)」や「水源所有者(地権者)の在宅傾向・敷地内への進入注意点」「過去の停電・機器トラブル履歴」などの台帳情報を確認しながら作業する必要があります。これらを分厚い紙ファイルで持ち歩くのは嵩張り、雨で濡れるリスクもある上、現地で瞬時に必要な情報へアクセスするのが困難でした。
◎ 専門業者・分析機関へのスムーズなデータ引き継ぎと管理の手間
簡易測定(分析B)と精度分析(分析A)の使い分け、計量証明書の有無確認など、調査後のデータ整理・集計作業が手作業のため煩雑化していました。帰庁後の転記ミスや確認作業の発生により、分析機関への手配やクライアント向け報告書作成までのリードタイムが長くなる要因となっていました。
『REPORT&SHARE』で調査フォーマットを標準化し、台帳資料と位置情報をスマホへ一元化
◎ 数値入力・選択ボタン・写真撮影を1つの入力フォーム(データ定義)に完全最適化
日時や位置情報はもちろん、「水温・EC・pH(10L/20L/30L/分析B)」「手計実測値」「自記水位計回収」などの数値・選択項目、さらには各計測箇所の写真(手計・自記水位計・水質・採水試料・黒板写真など)をスマホからその場でダイレクトに入力・撮影。専用に設計した選択・入力フォームにより、記入漏れや写真の紐付けミスを構造的に防ぐ仕組みを構築しました。
◎ 過去の傾向グラフや地権者注意事項(参考資料)を現場で即座に参照
あらかじめ過去のデータや配慮事項をピンの属性情報(あるいは参考資料)として登録しておくことで、現地で最新のデータと過年度の変動傾向(降水量や電気伝導度・pHグラフ)をスマホ画面上で見比べながら調査が可能に。地権者への配慮事項(「日中不在」「過去のポンプ停電履歴」等)も現場で事前に確認でき、トラブルのないスムーズな現地対応を実現しました。
◎ 位置情報マップと連動した一括データ管理と共有
広域に分散する観測地点(多02-1等)をデジタルマップ上にプロット。全調査データがリアルタイムでクラウドへ集約・CSV化されるため、帰庁後の転記作業が不要になり、分析機関や関係者へのデータ共有もワンタップで完了します。
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