事例詳細
Case 96
client :自治体 建設コンサルタント 様
建設コンサルタントが担う「基準点測量」や「既設基準点の現況調査」は、あらゆる測量・設計の「ものさし」を決める極めて重要な業務です。しかし、地中に埋もれたり草木に覆われたりしている基準点を探し出し、その状態を正確に記録する作業には、アナログ特有の根深い課題があります。
《基準点測量・現況調査における主要課題》
1. 探索作業の非効率(時間の浪費)
情報の陳腐化:数十年前の「点の記(図面)」と現状が乖離しており、埋没や植生で見つけるのが困難。
属人化:現場のコツがベテランの経験に頼っており、若手への継承やチーム間共有ができていない。
2. 成果品の品質不安(精度とエビデンス)
記録の不一致:撮影角度のバラつきやGPS情報の欠如により、経年変化の正確な比較が困難。
転記ミス:現場メモを事務所で台帳化する際の人為的ミスが、測量全体のやり直しリスクを生んでいる。
3. 内業および進捗管理の負荷
膨大な事務作業:数百箇所の写真整理や台帳作成が、技術者の本来の解析業務を圧迫。
不透明な進捗:調査状況をリアルタイムに共有する仕組みがなく、作業の重複や漏れが発生しやすい。
基準点調査を変革する「3つのR&S機能」
これらの課題に対し、REPORT&SHAREは「位置情報」と「報告」をデジタルで統合し、業務フローを劇的に変えます。
1. 「座標インポート」による確実なナビゲーション
既設基準点の座標データ(CSV)を事前に一括登録。スマートフォンの地図上に「あるはずの場所」がピンで表示されるため、GPSによる現在地表示と照らし合わせながら、迷うことなくポイントへ到達できます。 山間部なら「オフライン対応で圏外でも地図確認が可能です。
2. 「チェックリストの標準化」で属人化を排除
「標石の状態(異常なし/破損)」「視通の可否」などを、スマホの選択式ボタンやチェックボックスに設定。熟練度に関わらず、誰が調査しても漏れや表記揺れのない、均質なデータ収集が可能になります。
3. 「写真と位置の自動紐付け」で内業を半自動化
現場で送信ボタンを押した瞬間に、位置情報・日時・写真・コメントが紐付いた状態でクラウドに保存されます。帰社後はデータをCSVで出力し、Excelマクロと連携させることで、報告書(点の記など)への転記作業をほぼゼロにします。
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