事例詳細
Case 95
client :自治体・建設コンサルタント 様
《膨大な施設数と「紐付け地獄」に圧迫される砂防点検の現場》
砂防点検は、土砂災害から命を守るための「施設の健康診断」です。しかし、山間部に点在する膨大な施設を限られた人員で点検する現場では、アナログな手法による限界がきています。
◎「定点観測」と「異常報告」の二重の負担
堰堤の「水通し(中央)」や「左右岸の袖部」など決まった箇所の「定点撮影」に加え、ひび割れや摩耗、周囲の崩落といった「突発的な異常」の記録。この2種類の情報を、過酷な山道で野帳とデジカメを使い分けて記録するのは極めて煩雑です。
◎帰社後に待つ膨大な「紐付け地獄」
数百から千件を超える調査地点。事務所に戻ってから、デジカメの写真と野帳のメモ、地図上の位置を一つずつ照らし合わせ、エクセルに転記・整理する作業は膨大な時間を要し、転記ミスや報告漏れのリスクも常に付きまといます。
◎進捗把握のタイムラグと属人化
広大なエリアで「誰がどこまで終わったか」をリアルタイムに把握する手段が乏しく、急な増員やスタッフの入れ替え時の引き継ぎ、教育にコストがかかっていました。
URL一つで現場が「デジタル台帳」に直結
「REPORT&SHARE」は、高機能なGISを使いこなすのではなく、現場のアナログな動きをそのままデジタル化する「即戦力」の仕組みを提供します。
ミッション機能による「迷わない定点管理」
あらかじめ点検ポイントを地図上にセット。調査員は現地で該当するピンを選び、項目を選択して送信するだけで、施設名・部位・写真・位置情報の紐付けがその場で完了します。
異異常箇所は「その場で」ピンの色を更新、または新規登録
パトロール中に新たな変状を発見した際は、その場で新規投稿が可能。「ひび割れ幅(mm)」や「堆砂高(m)」などの計測値や状況を入力して送信すれば、地図上のピンが「異常あり」を示す赤色に即座に切り替わり、優先対応が必要なリスク箇所がリアルタイムに可視化されます。
アプリ・教育不要のシンプル操作
専用アプリのインストールやログインは不要。自身のスマホでURLを開くだけで誰でもすぐに調査に参加できるため、協力会社や臨時スタッフへの教育コストを最小限に抑えられます。
オフライン・自動同期対応
電波の届かない谷底でも一時保存が可能。通信圏内に戻った瞬間にデータがクラウドへ同期され、事務所の管理画面にリアルタイムで反映されます。
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