事例詳細
Case 81
client :消防本部・消防団 様
スタンドパイプは火災時に水の供給を担う重要な資機材であり、その点検は確実な機能確保のために不可欠です。しかし、点検記録のアナログ管理や、異常の迅速な共有が課題となることがあります。
・アナログな記録:点検結果が紙に手書きで記録されている。
・履歴管理の困難:個々のスタンドパイプの製造年、購入日、過去の点検履歴、修理・交換履歴などが一元的に管理されていない。
・情報共有の遅れ・不足:点検で異常が発見されても、関係者(自治体担当者、消防署、他の消防団員など)に迅速かつ正確に共有されないことがある。
・保管場所の不正確さ:複数のスタンドパイプがある場合、どれがどこに保管されているか、最新の状態はどうなっているか等の情報が整理されていない。
火災発生時にスタンドパイプが機能しない、または使用に手間取るという事態につながりかねず、初期消火活動に深刻な影響を与える可能性があります。
現場情報投稿システム「REPORT&SHARE(レポート アンド シェア)」をご案内させていただきました。
必要な点検項目の情報(記載は一部)を事前に設定いたしました。
・スタンドパイプの表面、裏面、台座など、現場で撮影した写真をその場で簡単にアップロードできます。
・本体や台座の裏面シール、粉吹き、塗装剥がれ、さびといった詳細な状況も、「あり」か「なし」で選んで記録できます。
・本体や台座の状況を、A(不具合なし)、B(一部不具合あり)、C(複数個所に不具合あり) のように、プルダウンから選ぶだけで簡単に記録できます。
「REPORT&SHARE」の機能を活用することで、アナログな点検記録の管理や、異常発見時の迅速な共有等の課題を解消し、点検業務の質と効率を大幅に向上させることができます。
Contact
お問い合せについては、通常3営業日以内にご連絡いたします。ご不明な点などございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。