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事例詳細

Case 71

南海トラフ巨大地震を想定した「令和6年度日向市総合防災訓練」に
遠隔情報共有システム「HecーEye」を活用したリアルタイム中継を実施

client :宮崎県日向市 様

Problem
課題

「南海トラフ巨大地震発生」を想定して「令和6年度日向市総合防災訓練」が行われます。当日、ドローンによる物資輸送訓練が行われますが、映像を中継してドローンの飛行ルートを確認することは可能でしょうか。


日向市では、2024年8月8日 M7.1 震度6弱の地震が発生し、「南海トラフ地震臨時情報」が運用開始以来初めて発表されました。その後も、2025年1月13日 M6.9 震度5弱、2025年1月15日 M5.4 震度4 の地震があった他、震度1〜3の有感地震も続いています。

悩む男性のイラスト

offer
提供

日向市総合防災訓練では遠隔情報共有システム「HecーEye(ヘックアイ)」を使用し、代理店の南榮工業株式会社と共同で実施協力を行いました。



この地域では南海トラフ巨大地震とは別に、日向灘で発生するプレート境界地震がほぼ十数年〜数十年間隔で、 M7.0〜7.6 の地震が発生しています。震源が日向市に近いため、津波による被害とともに地震動による土砂災害も多く生じる傾向があるため、地震を想定した防災訓練は重要です。

result
結果

  • 日向市総合防災訓練の当日は、関係機関による実施訓練では、消防や消防団によるバイクやドローンを使った訓練が実施されました。ドローンを使った物資輸送訓練では、「HecーEye(ヘックアイ)」を使用し、リアルタイムでドローンの飛行ルートをパソコン等の画面で確認しながら行われました。

    「HecーEye」によって飛行ルートが記録された画像データが保存されることで、後から検証が可能であることも確認できました。ドローンから送られてくる地上の画像は、ドローンによる物資輸送の状況だけでなく、地上の被災状況も確認することが可能なため、物資輸送と飛行ルート上の被災調査が同時にできると評価いただきました。

    また、ドローンによる「HecーEye」からの中継で、実際に避難が行われている映像をスマホでも共有し、災害本部の担当者がどこにいても避難状況をリアルタイムに確認することができました。



    本訓練では、参加者による災害用のテントやトイレを実際に組み立てたり、炊き出し訓練ではカレーや備蓄品の試食も行われました。

    《防災訓練スケジュール》
    日 時) 令和7年1月26日(日)午前8時05分~

    訓練内容
    【1部訓練:地震・津波から避難する】
    〇 8:05~ 各地区による避難訓練

    【2部訓練:避難所を設営する】
    〇 9:30~ 避難所運営訓練
     みんなで避難所の運営について考える
     災害用のテントやトイレの組み立て方を覚える
    〇11:00~ 各避難所による炊き出し訓練
     備蓄食の試食もあり

    【宮崎県日向市】
    URL:https://www.hyugacity.jp/

    「HecーEye」の詳細はこちら
       ↓
    https://hec-eye.realglobe.jp/
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