事例詳細
Case 64
client :九州地方の地方自治体 様
鳥獣害対策として、生息地域を特定したい。
捕獲管理業務にかかる大変な手間を、効率化できる方法はないものだろうか。
(イノシシ、鹿、ニホンノうさぎ、サル、タヌキ、カラス類 など)
《鳥獣害について》
野生鳥獣による農作物被害額は、約156億円(令和4年度)と依然として高い水準にあり、営農意欲の減退、耕作放棄・離農の増加等、数字に現れる以上に深刻な影響を及ぼしています。
農林水産省では、「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律」に基づき、現場に最も近い行政機関である市町村が中心となって実施する野生鳥獣に対する様々な被害防止のための総合的な取組を支援しています。
(出典:農林水産省・鳥獣被害対策コーナー)
「現場情報投稿システム REPORT&SHARE(レポートアンドシェア)」を導入いただきました。
《REPORT&SHARE 導入前)
猟友会会員:
・捕獲後にデジカメで鳥獣を撮影し、写真をプリントアウト
・用紙に必要事項を記入して、尻尾と一緒に役場に提出
役場職員:
・提出された用紙に書かれた情報をパソコンに入力
・提出された用紙と一緒に写真を保管
・データ登録完了後、報奨金支払い
・生息地域は別途、資料を作成し管理
《改善したい点》
◆ 年間約二百件にのぼる入力作業が非常に手間
◆ データの欠損、写真の紛失等のリスクがある
◆ 手書き書類は字が読みにくいことも多い
↓
※ 猟友会会員・役場職員の双方に手間がかかっている状況
※ 入力データを活用しにくい(生息地域特定、前年度比較等)
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