ロゴ

cases

cases

事例詳細

Case 51

「令和5年度日向市総合防災訓練」に南榮工業と共同参加
「Hec-Eye」を活用したリアルタイム中継を実施

client :宮崎県日向市 様

Problem
課題

地震発生に伴う津波襲来に備え、迅速かつ的確な情報伝達、避難誘導や救助活動等に万全を期すために、ドローンを使った防災訓練を行うにあたってより有効なアプリは無いものだろうか。

「津波防災の日」「世界津波の日」の11月5日、南海トラフを震源とするマグニチュード9.1の地震が発生、震度7の激しい揺れを記録し、太平洋沿岸部に大津波警報が発表されたとの想定で総合防災訓練を実施。

悩む男性のイラスト

offer
提供

パートナーである南榮工業株式会社(宮崎県都城市)経由で、遠隔情報共有システム「Hec-Eye(ヘックアイ)」をご活用いただきました。

この地域では、南海トラフ巨大地震よりも地震の規模や被害は小さいですが、日向灘で発生するプレート境界地震がほぼ十数年〜数十年間隔で、 M7.0〜7.6 の地震が発生しています。震源が日向市に近いため、津波による被害とともに地震動による土砂災害も多く生じる傾向があるため、地震を想定した防災訓練は重要です。

result
結果

  • 「Hec-Eye」からのリアルタイム中継は「上空からリアルタイムで得られる映像情報や、それを元におこなわれる的確な指示や情報交換が救助に役立つ」との評価を頂きました。

    本訓練は地震発生に伴う津波襲来に備え、防災意識の高揚と関係機関の連携強化を図るため、自治会や関係機関など官民約1500人が参加しました。

    本訓練においてドローンを活用した分野では、ドローンによる避難啓発、ドローンによる安否不明者の捜索が行われました。その様子はドローンに搭載した遠隔情報共有システム「Hec-Eye(ヘックアイ)」からのリアルタイム映像により、防災対策本部内に設置されている大型モニターで視聴されました。





    ドローンによる安否不明者の捜索では、現場の捜索にあたる消防団やバイク隊とともに、「Hec-Eye」のリアルタイム映像による上空からの画像情報との連携で救助訓練が行われました。

    《防災訓練スケジュール》
    1)日 時 令和5年11月5日(日)午前8時05分~
    2)会 場 財光寺中学校体育館ほか
    3)訓練内容
    【1部訓練:避難訓練】
    〇 8:05~ 津波避難訓練など
     28 の自治会では市の地震発生想定時刻に合わせて避難訓練等を実施
     松原避難山でドローンによる避難誘導訓練や防災ヘリによる救助訓練
    〇 8:30~ 災害対策本部訓練
     財光寺中学校にて、災害対策本部を設置し、初動対応等を確認
    【2部訓練:避難所運営訓練】
    〇 9:30~ 避難所運営訓練など
     財光寺中学校体育館で、簡易テントの組み立てなどの体験訓練
     備蓄品の紹介、炊き出し訓練を実施
    〇10:00~ 災害救助訓練など
     秋山地区において関係機関による安否不明者捜索・救出訓練を実施

    【宮崎県日向市】
    ≫≫ 日向市ホームページ

    リアルグローブは今後も地域の安心・安全の一助となるよう、防災訓練の支援を行っていきます。
虫眼鏡でなにかを見る人

お問い合わせ

Contact

お問い合せについては、通常3営業日以内にご連絡いたします。ご不明な点などございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

必須項目