事例詳細
Case 97
client :自治体 建設コンサルタント 様
数万枚の写真に埋もれる、アナログ点検の限界
1】「写真整理」が本業を圧迫する膨大な内業コスト
数十kmに及ぶ路線点検では、ひび割れや附属物の劣化写真が数万枚に達します。帰社後、撮影場所と写真を一点ずつ照合し、ファイル名をリネームしてエクセル台帳に手作業で貼り付ける作業に数日〜一週間を要しており、技術者が本来行うべき解析や診断業務を圧迫しています。
2】 「どの写真がどこか」という特定作業の迷宮入り
「このガードレールの錆は、どの支柱のものか?」といった特定作業が、現場の記憶や手書きの野帳(メモ)に依存しています。位置情報の紐付けが不正確だと、報告書の信頼性が揺らぐだけでなく、補修設計時の現地再確認が必要になるなど、二度手間が発生しています。
3】 進捗状況のブラックボックス化
広範囲に点在する点検箇所のうち、どこが完了し、どこに撮り漏れがあるかをリアルタイムで把握する術がありません。複数の班が動く現場では管理が難しく、調査終了後に未点検箇所が発覚し、再度現場へ向かう「手戻り」が大きなロスとなっています。
現場と地図がリアルタイムに繋がる「位置情報×写真管理」の仕組み
1. 撮影と同時に「地図化」が完了する自動マッピング
スマートフォンで撮影・入力したデータは、GPS情報によって地図上に自動配置されます。
電波の届かないオフライン環境でも記録が可能なため、山間部や河川敷でもストレスなく使用でき、「撮影場所を地図上で特定し直す」帰社後の手間を完全にゼロにします。
2. 既存台帳をCSVで読み込み、現場で「属性更新」
事前に既存の施設台帳データ(位置・名称・過去の履歴)をCSVでシステムへ一括インポート。
現場では地図上のピンを選び、あらかじめ設定した「健全度(A〜E)」や「劣化の種類」をタップして入力するだけで、台帳情報の更新とデジタル化が同時に完了します。
3. 進捗状況の「見える化」とリアルタイム共有
点検ステータスに応じて地図上のアイコンが自動で色分けされます(例:未点検は赤、点検済みは青など)。
チーム全員がクラウド上で最新の進捗を共有できるため、広大なエリアでも「誰がどこまで進んだか」が一目瞭然となり、撮り漏れや作業の重複(手戻り)を未然に防ぎます。
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