事例詳細
Case 62
client :自治体・建設コンサルタント企業 様
土地や地物の現地調査は、できる限り身軽な状態で行いたい。
調査報告書の作成の手間を減らしたい。
国、地方自治体が保有する土地や地物は、地域の安全のために毎年調査が行われています。調査の内容も、砂防、土砂、亀裂、破損、洗堀(せんくつ)、盛り土、落石、転石、浮石、倒木 等の調査では、山間部に赴き調査を行います。
調査後は事務所へ戻り、現場で収集した情報を集約します。
調査点検報告書の作成には数時間かかることもあるため、事務作業を軽減し、効率化をはかりたい。
「現場情報投稿システム REPORT & SHARE(レポートアンドシェア)」は、GIS(※)と連携できます。
現場で投稿した写真や情報から、報告書作成が可能です。
【「REPORT & SHARE」導入以前:従来の方法】
① 調査の現場:測量用赤白ポール等の機材、デジタルカメラ、白地図、前回の調査資料 等を持参
② 担当者が現場で状況を確認、前回との変化を記録する。
(白地図に手書きメモ、写真撮影)
③ 事務所に戻り、現場で手書きメモした情報②をPCでデータ入力
④ 入力データを元に、報告書を作成
● 白地図や参考資料等、紙ベースの資料は重く、かさばる
● 不足している資料等がある場合は、取りに戻らなければならない
● 山間部等の現場より戻ってからのデータ入力、報告書作成に時間がかかるため、残業の原因となる
● 現場写真は似ているものが多いため、整理が大変
※地理情報システム(GIS:Geographic Information System)は、地理的位置を手がかりに、位置に関する情報を持ったデータ(空間データ)を総合的に管理・加工し、視覚的に表示し、高度な分析や迅速な判断を可能にする技術です。
(出典:国土交通省・国土地理院:GIS・国土の情報 より)
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