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事例詳細

Case 26

国土交通省主催「実証実験 ドローンによる巡視体制の強化」
赤外線カメラを搭載したドローンに
遠隔情報共有システム「Hec-Eye(ヘックアイ)」を連携して使用

client :国土交通省 様

Problem
課題

国土交通省木津川上流河川事務所では、上野遊水地他河川管理の一環として、洪水時等に車両で巡視し通行者や農耕作業中の一般市民に向けた呼びかけを行っています。
広範な巡視を含む河川管理の負担軽減・効率化・省人化を進めていきたいが、最新技術を駆使したドローンによる河川巡視は可能でしょうか?

悩む男性のイラスト

offer
提供

ドローンを活用した洪水時巡視を試行し運用上の課題や効果を確認することを目的に行われる実証実験に、遠隔情報共有システム「Hec-Eye(ヘックアイ)」を巡視の補助システムとして採用頂きました。

result
結果

  • 国土交通省近畿地方整備局木津川上流河川事務所(以下木津川上流河川事務所)が主体となって実施した三重県伊賀市での実証実験
    「ドローンによる巡視体制の強化~自律飛行ドローン・赤外線カメラによる識別能力を強化させDXを推進~」に遠隔情報共有システム「Hec-Eye(ヘックアイ)」を使用し、実施協力を行いました。



    本実証実験において、遠隔情報共有システム「Hec-Eye(ヘックアイ)」は巡視の補助システムとして、ドローンやスマートフォンによるリアルタイム映像や位置情報を遠隔拠点に共有し、現地の状況を迅速に把握出来るツールとして使用されました。



    【実証実験概要】
    実施日時:2021年10月29日(金)
    実施場所:三重県伊賀市上野遊水地
    実施内容:
    ①自律飛行ドローンによる巡視の試行
     2地点の離発着場所を起終点としてそれぞれ30分程度の巡視
    ②ドローン(赤外線カメラ搭載)で撮影したリアルタイム映像の配信
     集中管理センターにてドローンで撮影した映像を監視モニターにライブ配信

    【実証実験結果と今後の展開】
    今回の実証実験では、赤外線カメラを搭載したドローンを飛行させ、遠隔情報共有システム「Hec-Eye(ヘックアイ)」を用いてリアルタイムに遠隔拠点へ映像を共有することにより、現場状況の迅速な共有および遠隔拠点からの通行者の発見を実現しました。
    遠隔拠点である集中管理センターでは、「実際の巡視業務への活用イメージを持つことができた」と、評価をいただきました。
    今後は現場での実運用に向け、円滑な映像中継を行う実施体制の整備など更なる検証を重ねていきます。
虫眼鏡でなにかを見る人

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