事例詳細
Case 23
client :株式会社ミラテクドローン 様
これまで川岸から肉眼で行ってきた水管橋の点検を、ドローンに搭載したカメラから近接で詳細に撮影・記録することはできるかな?
水管橋点検用のドローンに遠隔情報共有システム「Hec-Eye(ヘックアイ)」を連携させ、リアルタイムに水管橋の映像を配信しました。
日本では、1960 年~1970 年頃にかけて整備された水道施設が老朽化を迎えており、最近では年間 2 万件を超える漏水・破損事故が発生しています。特に、法定耐用年数(40 年)を超えている水道管の割合は 17.6%で、今後、さらに増加することが必至の状況です。
(出典:平成 30 年度水道統計)
株式会社ミラテクドローン(東京都品川区・以下、ミラテクドローン)では、2021年10 月3日に発生した和歌山市における水管橋の一部が破損、落下する事故を受け、今後、国内に多数存在する同様の水管橋の点検が急務と考え、サービス提供体制を整え、本サービスの提供開始に至りました。
ミラテクドローンでは、2020 年 2 月に堺市上下水道局、また、それ以前にも複数の自治体の水道局が参加して、ドローンを用いた水管橋点検の実証実験を実施しています。その結果をもとに、管外面の亀裂や塗装の剥がれ、錆の状況、橋梁のコンクリートのひび割れ等を的確に把握できることが実証されており、実用化を進めてきました。
(ミラテクドローン社より引用)
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