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事例詳細

Case 32

「令和3年度 渡良瀬遊水地ヨシ焼き」
遠隔情報共有システム「Hec-Eye(ヘックアイ)」を国内最大級の残火確認に活用

client :渡良瀬遊水地ヨシ焼き連絡会 様

Problem
課題

遠隔情報共有システム「Hec-Eye(ヘックアイ)」によって「渡良瀬遊水地のヨシ焼き」の残火確認が可能なのか?
(栃木県の南端に位置し、栃木・群馬・埼玉・茨城の4県にまたがる面積33km²、総貯水容量2億m³の国内最大の遊水地)

悩む男性のイラスト

offer
提供

ドローン5台、スマートフォン2台と「Hec-Eye」を連携し、各機体・端末の位置情報及び映像中継を本部で確認。発見した残火はHec-Eye上の地図へ登録し、消防や運営関係者にリアルタイムな情報提供を行いました。



本事業は、藤成測量株式会社(栃木県栃木市)、株式会社スカイブリッジ(埼玉県さいたま市)、一般社団法人Japan Innovation Challenge(東京都港区)と共同で行いました。

result
結果

  • リアルタイムで位置情報と映像が確認できる「Hec-Eye」により、対応の早期検討や現場消防隊への迅速な指示出しに繋がったことから、「Hec-Eye」の有用性を確認することができました。



    【令和3年度渡良瀬遊水地ヨシ焼き概要】
     令和4年3月5日(土曜日)
     開始:午前8時30分
     場所:渡良瀬遊水地

    ■ヨシ焼きの実施の目的と効果
    ・発芽した若いヤナギなどを焼くことにより、大きな樹林になることを防ぐ。
    ・絶滅危惧種であるトネハナヤスリなどの貴重な植物の発芽を促進する等の効果。
    ・野火を防ぎ、地域の防災にも役立つ。
    ・冬場に枯れヨシの中で越冬し、周辺地域の農作物に被害を及ぼす病害虫を駆除。
    ・ヨシズ等の材料となる良質なヨシを育てる。

    ※参考
    ≫≫ 栃木市渡良瀬遊水地Web
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